放課後等デイサービスとは?
以前まで障害の種類・年齢によってうけられる福祉サービスの内容などが決められていましたが、平成24年4月1日、障碍者自立支援法・児童福祉法等の一部改正により、どの障害のお子さまも共通のサービスを利用できるよう制度が一元化され、施設・事業が再編されました。
放課後等デイサービスは、障がいのある(療育が必要と認められる)お子さまの学齢期における支援 の充実のため創設されました。障がい児の学童保育と表現するとわかりやすかもしれません。
原則として、就学児童が対象です。
(引き続きサービスを受けなければ、その福祉を損なう恐れがあると認められる場合は、満20歳に達するまで利用可能)
放課後等デイサービスは、障がいのあるお子さまに対し、放課後や長期休暇中においての療育の場(日常生活動作の指導、集団生活への適応訓練など)であるとともに、放課後などの居場所、また、レス パイトケア(ご家族のかわりに一時的にケアを代行することで、リフレッシュしていただく家族支援 サービス)としての役割を担っています。
(利用の上限月額に満たない場合、放課後等デイサービスに定められた単位数の1割がご家族のご負担になります。)
1日の流れ≪平日≫
14時 教室に到着(送迎)
・健康状態の確認、水分補給、トイレなど・荷物の整理、着替え、連絡帳の提出
・今日学校であった事の報告、相談援助
・できる限り子ども自身の力でできるように支援します。
・児童発達支援管理責任者などが個別面談を行い、メンタルの安定を図ります。
15時 おやつ
・みんなとテーブルを囲み、一緒に食べられる喜びを感じられるようにします。
15時30分 個別プログラム
・個別支援計画に基づき、遊びや宿題、活動内容を設定して行います。
・個々の目標や障害の特性に応じて、今後の社会生活を送る上でのさまざまな 課題にチャレンジします。
16時45分 そうじ、片付け、着替えなど帰りの準備
・みんなで使う場所をきれいにすること、 みんなと過ごすルールを確認します。
17時 帰りの会(あいさつ、次回の登所日確認、今日の振り返りなど)
個別に送迎
1日の流れ≪休日≫
9時30分 教室に到着(送迎)
・健康状態の確認、水分補給、トイレなど
・荷物の整理、着替え、連絡帳の提出
・できる限りお子さま自身の力でできるように支援します。
・児童発達管理責任者などが、個別面談を行い、メンタルの安定を図ります。
10時 はじめの会
(あいさつ、出席確認、お返事、1日のスケジュールの確認)
・今日は誰がきているのか、今日は何をするのかを認識することで不安を解消します。
・バラバラになりがちなデイサービスを、きちんとはじめと終わりを意識して行動できるようにします。
<自由遊び>
・個別アセスメントに応じて、遊びの見つけ方、参加の促し、仲間に入れることなど支援します。
・参加できない、何もできないなどの場面がないように関わります。
11時30分 昼食準備
・持参いただいたお弁当のほか、お茶を用意したり、テーブルを用意したりなど、社会性を基調に、みんなで食べることを理解できるように支援します。
12時 昼食、歯磨き、片づけ
・みんなでテーブルを囲み、みんなで食べることの楽しさを感じられるようにします。
・介助が必要な子には支援します。
13時 課題遊び
・個別支援計画に基づき、遊びや宿題、活動内容を設定して行います。
・個々の目標や、障害の特性に応じて、今後の社会生活を送る上での様々な課題にチャレンジします。
15時 おやつ
・みんなでテーブルを囲み、一緒に食べることの喜びを感じられるようにします。
15時30分 集団レクリエーション
・ゲームや調理、工作、運動などを通して、小さな集団の中での約束や、人とかかわることの大切さを学んでいきます。
・知育・療育・体育双方の観点からプログラムします。
15時55分 そうじ、片づけ、着替えなど帰りの準備
・みんなで使う場所をきれいにすること、みんなと過ごすルールを確認します。
16時 帰りの会 (あいさつ、次回の登所日確認、今日の振り返りなど)
個別に送迎